2018年1月7日日曜日

懐かしき数学

 2018年が明けた。今年は私にとって特別の年なのである。年末に家の中を掃除していた。はるか昔に大学で勉強していた数学書が何冊か出て来た。出てきたのではなく保存してあったものだ。その当時は、パソコンもスマホもWebもSNSも何も無かった。情報源は、先生の講義の板書と自分で買い求めた書籍だけだった。

 ・初等リーマン幾何学(矢野健太郎著)
 ・連続群論(ポントリャーギン著、邦訳)
 ・集合論入門(赤攝也著)

 ポントリャーギンは、14歳の時に事故で失明したが、微分幾何学の大数学者となり、旧ソビエト連邦の英雄となった。

 これらの数学書の具体的な内容はすっかり忘れてしまっていて、もう今では読めない。もしも、その当時の気力と頭の状態を復元できれば可能かもしれないが。




Education is what remains after one has forgotten what one has learned in school (Einstein)
・教育は学校で学んだことを忘れてしまった後に残るものです(Google自動翻訳)
・学校で学んだことを忘れてしまった後に残るものこそが教育なのだ(より自然な和訳)

大学の数学科で学んだ経験は、その後の私の職業生活の基盤の一部を形成した。そうさせてくれた亡き父と母に感謝したい。
The experience I learned in the mathematics department of the university formed part of the basis of my career life afterwards. I would like to thank my dead father and mother for letting me do so.(Google自動翻訳)

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